CO′s BLOG

日々起こった事を発信していきます。

よろしければ、いいね!ボタン、SNSリンクをお願いします。

引越と開業と設計事務所立ち上げなどで、なかなかブログ更新が出来ていませんでした。
これから本腰を入れて更新頑張っていきます。

前回投稿のヨーロッパツアー、ベルリン編のその先の話。
ベルリンでは、ユダヤ博物館やライヒスターク等を見学。
当時ベルリンは各国大使館の建設ラッシュで、大使館巡りなどをしておりました。
このあたりの有名建築の事は、僕よりも詳しい方が沢山いて、見学レポートなども上がっているかと思いますので、ここでは省略。
将来ネタ切れで上げるかもしれませんが。

ベルリンからスイス航空でビャーっと飛んで、一路チューリッヒへ。
ここを拠点に、チューリッヒ空港ターミナルビル(GRIMSHAW)と、チューリッヒ大学の図書館(CALATRAVA)。陸路ルツェルンに行ってルツェルン駅(CALATRAVA)と、何であんなキャンティレバーが出来るのか不思議な、KKL:ルツェルン文化会議センター(Jean Nouvel)を回って、建築の博物館的な都市、バーゼルに入りました。

このあたりも写真を載せられるとよいのですが、リンクで申し訳ありません。
チューリッヒ大学の図書館は中に入って見学することも出来たし秀逸でした。
バーゼルもさすが、建築の都、博物館・美術館の宝庫。ですが、今回は省略。

本題に戻りますね。
前に勤めていた会社のOBがケルンで環境系の仕事をしていて、彼とコンタクトを取ってチューリッヒで合流。レンタカーを借りて、陸路で移動していました。
地図を見ながら、次、どこに行こうか?オプションは2つ。
ひとつは、スイスで登山(建築視察はどこへやら)マッターホルンの登山電車とロープウェーで雄大なアルプスを望む。
もう一つは、南フランス、ブルゴーニュ地方の丘の上の聖地。
そう、バーゼルはスイス、フランス、ドイツの3か国の国境の町なのです。

せっかく車が有るし、聖地に行こう。人生で二度と行けないところかもしれないし。

出発の朝。
雨。
ワイパーも忙しくアウトバーンを飛ばす。

高速を出て、小さな町の城壁を抜け、森の中の坂道を抜けていく。
曲がりくねった道。
うっそうと茂る森。

あ。雨が上がった。

光芒が差す緑の丘を上がって行く。
ANGEL HALOに包まれていく。

本当に、ここに来た。
中に入る。

地元の人や信者がろうそくを捧げている。
チケットを売る人もろうそくや絵葉書を売る人も地元の老人。

大小様々な窓から差し込む光
光芒
ANGEL HALO

ここまで来た道のりとシンクロした。
半世紀経て、なお人々に愛され、大切にされている。
強く優しい光に視界が霞んだ。

自分がこれから関わる仕事も人々に大切にされるものにしたい。

建築で感動の涙を流した初めての経験でした。

CODESIGN STRUCTURESは、この思いのもと、心を込めて構造設計を行ってまいります。

写真は、当時購入した絵葉書をスキャンして使っています。
ノイズが目立つのが少し残念です。

トップページも覗いてみてください。CODESIGN STRUCTURES設立者、COこと田中浩一の経歴や実績なども載せています。

TOP PAGE

関連記事一覧

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。