CO′s BLOG

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自分の日常だとか、思ったことをBLOGに書いていこうと思っていたのだけど、早くもネタ切れのあり様。
今朝は早く起きて、ボーとしながら、落ちはないけど昨日の事など書こうかなぁ。でも、タイトルも出てこないし、落ちもない。
50過ぎのおじさんの独り言ばかりでは、皆さん飽きてくるだろうし...

そうだ、旅行記だ。
これまで一応海外担当で、視察も行かせてもらってるからこれをネタにしていこう。
結構持ちそうだぞ。
記念すべき第一弾は、セルビア共和国。
といっても、首都のベオグラードしか行ったことはないのだけど。

セルビアは、旧ユーゴスラビアの国で、ベオグラードは、旧ユーゴでも首都であり、セルビアでも首都。
セルビアって最近まで戦争があったし、やばい国なのでは?という気もしますが、今は、普通に平和です。
ただ、街を歩いていると、ここはNATOで空爆があった場所だとか、ギャングに襲撃された跡だ、なんていうのが結構ありました。
僕が行った時には問題にはなっていなかったけど、もしかしたら今はシリア難民の問題が有ったりするかもですね。

写真は、ベオグラード要塞。お城みたいなのだけど、昔の軍事施設。ベオグラードは、ドナウ川とサヴァ川が合流する所に有って、川からの攻撃にも防御する必要があったみたい。
という訳で、ベオグラードはドナウ川流域の都市だという事なのです。

このベオグラードにとあるプロジェクが有り、僕も担当として現地のアーキテクトやエンジニアと打ち合わせなんかしてました。
工事が始まった2013年、ドイツやチェコを襲った豪雨でライン川やドナウ川が氾濫。
ベオグラードではそれほど大きな被害はなかったようなのですが、川の水位が上がって、工事に支障が出始めたとのこと。
至急飛んで行って、現地のエンジニアと対策を協議したことを思い出します。
日本人スタッフや、現地スタッフの努力で無事解決しました。
でも、やっぱり急遽一週間の予定を組み替えるのはしんどかった。いくつかの約束はキャンセルしたし。

ドナウ川の洪水が自分の人生に影響するとは、なんてカッコつけたりもしました。

写真は、ベオグラードの街並み。
普通にきれいなヨーロッパの街並みですよね。

セルビア人は結構、親日的でしたよ。日本からのODAで日本製のバスが走っていたり、特にごみ処理に対しての日本の援助が良く知られていました。
「七つの子」をかけながら、ごみ収集車が走っていました。
政府間援助の重要性をほんと、感じます。
日本政府がODAで他国を援助するのは、人道的な側面もあるのだけど、そこで暮らす日本人を守るという側面が強いのだと感じます。

セルビアで印象的だった食べ物は、当然、ワインとお肉。すごくおいしかったです。それと寿司も。

ワサビロールというのがあって、海苔の代わりにワサビで巻いた巻き寿司。中の具は当然ワサビ。
罰ゲームみたいな寿司でした。

セルビア人のエンジニアとは仲が良くなって、帰国後もチャットとかしていました。かなりの愛国精神を持っていて、アルコールは白ワイン、しかもセルビア産のシャルドネかラキアという、ブドウから作った度数70度位の蒸留酒しか飲まないし、コソボとかマケドニアとかボスニア・ヘルツェゴビナの話になると、ほんとはみんなセルビアに戻りたいんだ、等と言い出して、なんて答えたら良いか分からなくなることも多々ありました。
ローカルの人たちと短時間で仲良くなるコツは、現地語で挨拶をすることだと、つくづく感じます。たどたどしくても構わないので。この時もセルビア語で挨拶をして、打ち解けました。

最後の写真は、ベオグラードの夕日と、親愛なるセルビアのエンジニア・マネージャー達です。
またいつか彼らとも仕事ができることを。

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