4面ボックスから溶接ビードが消えた!?
久しぶりの更新
昨日、在職中担当していた現場に。
年末の挨拶と開業の挨拶。
現場も案内していただきました。
在職中取り組んだ、カーテンウォールのマリオン。
4面ボックス(4枚のプレートをサブマージ溶接で組み立てたボックス)の溶接ビードを消す工夫。
僕の考えを示して、サブマージ工場で試験施工して。
施工会社とも調整して、これなら行ける!という事でGoサイン。
現場でお世話になったゼネコンの鉄骨担当者が「田中さん、すごくうまくいきましたよ。頑張った甲斐が有りました」という言葉に凝視すると、そこには溶接ビードが完全に消えたボックスが。
グラインダーで削ったのではありません。
溶接ビードは鉄骨素地より硬いので、グラインダーで削っても完全にフラットな面は出来ないし、母材を痛めるリスクもある。何より大変な労力がかかる作業になるので、コストが合わない。
今回は、僕と設計&施工チームの工夫と熱意と努力で完全にフラットな4面ボックスを製作しました。
適用できる部分は限られるのだけど、このようなマリオンやシースルーエレベータのフレームなどには使いたいと思います。
どのように実現したかは企業秘密。
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